2010.4/4 14歳 ♂ 薙
本日急逝致しました。
数週間前から口の中をしきりにきにする薙の姿がありました。
時にはエサを口に入れてそのあとすぐに口に手をかけるので、お皿に手がかかりお皿をひっくり返すということもありました。
それでもエサは食べていたのですが、その姿があまりに痛々しいので病院につれて行こうと言うことになりました。
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口の中をみてもらい、できものが奥歯の両方にできていました。
取りあえず痛み止めの注射をしてもらい、約1週間後に日帰り入院で処置をすることに。
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朝、薙をつれて病院に。
血液検査をしてから処置をします。夕方迎えにきてくださいと言うことでした。
夕刻に迎えにいくと、切り取ったできものがシャーレに入っておいてありました。
そして、血液検査の結果があまりよくないとのこと。
腎臓の数値がちょっと高い・・・・と。
酷くはないけれど数値を下げる薬を飲ませてくださいと、薬をだされました。
数値の結果を見るために、月曜日に再来院するようにいわれました。
帰ったその日はお腹が空いていたので、缶詰にいれたエサも綺麗に食べてくれました。
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エサをたべません。
口の痛みがあるのか、しきりに口に手を引っかけていました。
4/2
昨日食べていなかったせいか、薬入りを食べてくれました。
4/3
再び食べなくなり、相変わらず口に手がいきます。
4/4
朝、母が台所にいくと椅子の上で寝ていた薙が床に落ち、しばらく動けなくなっていたというのです。
その日は、私はイベントに行く日でもあり、病院は休診日でした。
そんな姿をみた母は病院に連れていこうと。
痛々しくて水も飲めない姿はつらい、ということで月曜日に病院でしたが、急遽電話をして診て貰うことに。
口の中をみると、くちの端が爪でひっかけたのか傷になっていました。
腎臓も心配だけど食べられないのも問題なので、と痛み止めの注射をし傷に薬も塗ってもらい、月曜日に腎臓の数値をみて点滴するか考えましょう・・・・ということでした。
家に帰るとエサを欲しがるので、薬は無しで缶詰を出してあげました。
昨日食べてないこともあって食べてくれる姿をみて安心し、私はイベントに出かけました。
17:00
家に着くと、玄関のフローリングでくつろいでいる薙。
大丈夫そうだねーっとなでることもなく私は自室に入ってしまいました。
19:00
夕飯だと母に呼ばれ、夕飯を食べ今日のイベントでの出来事を話していたときに薙の叫びのような声。
猫の鳴き方とは思えない声だったので、すぐに席を立ち薙の所にいくと苦しそうに口をあけ両手両足をばたつかせていました。
寝ていた場所をみると血を吐いたあとが。
急いで抱き、母に病院に電話をするように頼み薙に声をかけていたのですが、姿を見つけて5分もしないうちに呼吸がとまりました。
名前を呼び体をさすりましたが、あっと言う間に呼吸が止まってしまいました。
なにがおきたのか。 なぜこんな急に急変したのか・・・・さっぱりわかりません。
朝病院に行き、注射をしてもらったことと、そのあとにエサを食べてくれたことで私たちは安心しきっていました。
だからなおさらなにが今起きているのか、薙がうごかなくなってしまったことが理解できませんでした。
イベントから帰ってきたときに玄関にいた薙になぜ声をかけなかったのか、なぜなでてあげなかったのか・・・悔やまれます。
もっと側にいて注意してあげていたら・・・・ともおもいます。
今、薙は大好きだったストーブの前で寝ています。
本当にただ寝ているようにみえるんです。
病院からはまだ連絡はありません。
時間がたつごとに堅くなっていく薙の体。
ピンク色だったニクキュウの色が、白く冷たくなっていきます。
体は大きいけど、とても大人しい子でした。
はじめて飼った猫だけに、とても宝物でした。
まだまだ長生きしてくれる、させたいって思っていたのに。
口をひらくと涙があふれて、話すことも出来ない状態に。
母と2人でずっと泣いています。
でも今後のことをちゃんと考えないとね。
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